任天堂岩田「(ソフトとしては)両者の価値は同じなのだから、ダウンロード版は同じ価格で売るべきだ」

パッケージ版とダウンロード版の価格に関しては、当社としてはソフトの価値を大事にしたいと思いますので、「(ソフトとしては)両者の価値は同じなのだから、同じ価格で売るべきだ」と考えています。
しかし、これにはいろいろな考え方があり、例えば「ダウンロード版は中古に売れない」「ダウンロード版は店頭での値引きがあまりないし、メーカーが直売する場合はそもそも値引き自体がない場合もある」といったことを重要視されて、ダウンロード版の価格を下げておられるソフトメーカーさんも存在します。このように、パッケージ版とダウンロード版の価格差はソフト販売元の会社さんの考え方が反映されますが、当社としては、「ソフトとしての価値が同じである以上、同じ価格でお客様にご提案したい」と考えています。

では、なぜ実際には価格差が生じるかについてですが、パッケージ版とダウンロード版は小売店さんのビジネスリスクが違います。パッケージ版は、小売店さんが箱に入ったソフトを注文された時点で在庫リスクがそのまま発生するのですが、ダウンロード版は、「ダウンロードカード」が店頭のレジを通って、お客様がお金を支払われた時点で、小売店さんの仕入れと支払いが同時に起こるというシステムになっており、在庫リスクが発生しません。
このように、パッケージ版とダウンロード版は小売店さんにとって在庫リスクが違いますので、それを考慮して当社は両者の卸価格に差を設けています。
しかし、最終的な小売価格は当社が決めるものではなく、各小売店さんが決定された結果としてパッケージ版とダウンロード版の小売価格に差が見られるとご理解ください。

なお、ダウンロード版をたくさん買っていただくお客様にとっては、すべてがパッケージ版より割高だと、何となくすっきりしないお気持ちがあると思います。
当社は「クラブニンテンドー」に代わる新しいメンバーシップサービスを今開発しており、その中で、お客様一人一人に任天堂が(個別の)ご提案ができるような仕組みも用意しようと考えています。
今年の秋以降、新しいメンバーシップサービスが始まりますので、具体的にはそのときに詳しくご説明したいと思います。
http://www.nintendo.co.jp/ir/stock/meeting/150626qa/index.html

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